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日曜診療と救急外来の違いとは?|迷ったときの受診ガイド

休日に急に体調を崩したとき、「これは日曜診療で対応できるのか、それとも救急外来に行くべきか?」と迷った経験はありませんか?特に日曜日は、かかりつけ医も休診で判断に迷いやすいタイミングです。ここでは、日曜診療と救急外来の違いについて分かりやすく解説し、どんな症状のときにどちらを選ぶべきかを紹介します。

まず、日曜診療とは「比較的軽度な症状に対応する休日の外来診療」のことです。風邪や腹痛、頭痛、軽い怪我など、急を要しないものの早めに対処したい症状が対象になります。多くのクリニックや医院が午前中のみ、または午後の短時間だけ診療を行っており、地域の医師会や自治体が当番制で運営しているケースも多く見られます。

一方、救急外来は「生命に関わる可能性のある緊急性の高い症状」に対応する医療機関です。意識障害、けいれん、高熱による意識混濁、激しい胸痛や呼吸困難、大量出血など、1分1秒を争う事態に備えて体制が整えられています。原則として24時間体制で、CTやMRIといった高度な検査機器を備えている総合病院・大学病院などに設置されています。

つまり、症状の「緊急度」が使い分けの判断基準になります。「いつもと違うけれど命にかかわるような症状ではない」と感じたら、まずは日曜診療へ。一方で、「これは明らかに異常だ」「意識がもうろうとしている」「症状が急激に悪化している」といった場合は、迷わず救急車を呼ぶか、救急外来へ向かいましょう。

また、救急外来には「トリアージ」と呼ばれる選別制度があり、症状の緊急度に応じて診察の順番が決まります。軽度な症状の場合、長時間待たされた上で「日中の外来を利用してください」と言われるケースもあります。不要不急な受診は医療資源のひっ迫を招くだけでなく、本当に必要な人の治療を遅らせてしまうリスクもあるのです。

迷ったときは、「#7119(救急相談センター)」の利用が有効です。地域によっては24時間体制で看護師や医師が対応しており、症状を伝えることで「様子見でよい」「日曜診療へ」「救急搬送が必要」といったアドバイスを受けられます。

日曜診療と救急外来、それぞれに役割があります。大切なのは、落ち着いて「今の自分(または家族)の症状はどれに当てはまるか?」を見極めること。そして、日頃から近隣の医療体制を把握しておくことで、いざという時にも安心して最適な選択ができるようになります。

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